渋谷教育学園渋谷中学校の傾向分析

渋谷教育学園渋谷中学校の学校情報

【住所】
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-21-18
TEL:03-3400-6363
URL:http://www.shibuya-shibuya-jh.ed.jp

【最寄駅】
山手線 渋谷駅 徒歩7分
東京メトロ千代田線 明治神宮前駅 徒歩8分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  男子偏差値60  女子偏差値64

渋谷教育学園渋谷中学校の傾向分析

算数の傾向

大問1 は計算2問。(1)は1-1/10になるキセル算。2 は小問5問。整数、連続した25個の整数で偶数の和から奇数の和を引くと44になる、家からの途中に信号がある速さの問題、直方体がころがり移動するときの1つの頂点の移動距離、男女、4、5、6年の3学年の人数の問題。3 は四角すい台を3つに分けた体積。4 はしょう油とみりんをスプーン1杯ずつ交互に移しかえる。5 は牧場の草を牛が食べつくすニュートン算。1 以外簡単な問題はないです。

国語の傾向

今年は記述問題数がさらに減少した。昨年6だったものが4となり2減ったことになるが、一昨年が8だったから、2年間で半減してしまったことになる。減少の原因としては、問題文の難度の上昇を考慮したためと考えられる。例えば、物語文ではテレビで見たロードレースに感動している主人公を描いているが、ロードレースについて知らないと設問が解き難い。もちろん問題文や注をしっかり読めば理解可能だが、なかなか読みづらかったのではないか。また論説文では、アリストテレスなど哲学者の時間に関する見解を紹介しているが、こちらもやや難。物語文にしても論説文にしても比較的短い文章であったが、その短さが逆に内容を読みづらくしているようにも思える。

理科の傾向

大問1 は埼玉秩父の「ようばけ」という大きな崖、武甲山について小問総合。石灰岩、木の年輪など。2 はブルーベリージャムと混ぜ合わせるものの違いによって色の違うホットケーキができることについて。ベーキングパウダーの加熱や計算問題。未知の題材で既存の知識を問う問題。3 は指の位置とリコーダーの音の違いについて。音の速さ=振動数×波長をもとにした計算問題もある。麻布の理科の傾向に近くなっている(長文ではないが)。


社会の傾向

大問1 は経済問題。アメリカのGDPと日本の輸出額のグラフを見てわかることを説明する問題。この問題をやるためには、グラフを読み取る力。リード文を読み取る力。自分の持っている知識の活用である。これらの能力を伸ばしておこう。2 のテーマはエネルギー石油、石炭、天然ガスの輸入先ベスト3は、しっかり覚えておこう。3 のテーマは愛知用水を説明する問題。慣れが大切である。6 グローバル化とは?最近よく使用
される言葉なので正確な意味を覚えておこう。7 は「秋の大型連休」は一般に何と呼ばれているか。カタカナ指定だったので逆にヒントになったかも知れない。