明治大学付属明治中学校の傾向分析

明治大学付属明治中学校の学校情報

【住所】
〒182-0033 東京都調布市富士見町4-23-25
TEL:042-444-9100
URL:http://www.meiji.ac.jp/ko_chu/

【最寄駅】
京王線 調布駅 バス10分
中央線 三鷹駅 バス20分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  男子偏差値60  女子偏差値63

明治大学付属明治中学校の傾向分析

算数の傾向

大問1 は計算問題1問、小問4問。仕事算(2人)、食塩水(混ぜる)、1から9までの積に何をかけると平方数になるか、平行四辺形の辺と比と面積。2 は売買損益。定価の2割引きで売るのと2割増量して定価で売るのとの利益のちがい。3 は3種類のポスターを壁に貼っていく。4 は2人がAB間を何度も走って往復する。たて軸を2人の間の距離にするグラフの読解。5 は立方体の辺上を2点が動く場合に二等辺三角形などになる時間を求める。

国語の傾向

問題構成は昨年とおなじで、読解問題と言葉の問題2つ。読解問題内の選択肢問題や知識問題が減少し、記述問題数が増加した(5→8)。問題文の内容は今年もそれほど難しくなく、記述問題は多いがあまり複雑な答案を求められてわけではない。当校の偏差値の割には全体として解きやすい問題であり、時間もある程度余裕があるので、高得点争いの試験になっている。

理科の傾向

大問1 は二酸化炭素、水素、塩化水素、アンモニアについて。2 は塩酸、水酸化ナトリウム水溶液、食塩水、酢、アンモニア水について。3 は発芽しかけの種子で吸収される気体、放出される気体について。4 はヒトの体の中での消化の消化酵素について。5 は1月22日23時の星空のようすについて。昨年7月の東京での部分日食も出題された。6 はてこと動滑車についての計算問題。例年と同じく全体として難しめの出題となっている。男子に負けず理科の強い女子でないと合格点は取れない。


社会の傾向

大問1 は地理分野。登呂遺跡や東照宮や善光寺を答える問題は、平易なものと言える。 日本国勢図会、県勢からの出題があるのでチェックしておこう。2 は歴史分野。大化の改新で大きく力を失った豪族は?漢字指定でないので多くの受験生ができたと思う。湯川秀樹がノーベル賞を受賞した年と第五福竜丸事件とどっちが前か。細かい年代までおさえておく必要があった。京都守護職の指揮のもとに隊を組んで市内の治安維持にあたった集団の名を答えなさい。漢字指定ではないので、できた受験生も多いと思うが、京都守護職
という言葉で逆に迷った受験生もいたのではないか。3 のテーマは、オバマ大統領。グリーンニューディール政策を答えさせる問題があった。時事用語は要チェック。NPT体制の問題点を述べなさい。世界の動きに注目しておくことが大切である。