青山学院中等部の傾向分析

青山学院中等部の学校情報

【住所】
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
TEL:03-3407-7463
URL:http://www.jh.aoyama.ed.jp/
■最寄駅
山手線 渋谷駅 徒歩10分
東京メトロ千代田線 表参道駅 徒歩7分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  男子偏差値58  女子偏差値64

青山学院中等部の傾向分析


算数の傾向

大問1 2 3 は簡単な計算問題。4 は割合。5 は正三角形と正五角形の重なりと角度。6 は紙テープを地球の赤道に1周巻いたときの面積。7 は台形と面積。8 は水を入れる仕事算。9 は4人家族での年令算。10 は直方体の展開図2通りで1つの展開図に引いた線をもう一つの展開図に引く。11 は3つの集合の問題。12 は円の半径上を移動する2つの点と三角形の面積。13 はふもとから山をこえて別のふもとを往復する2人の出会いについて。12、13 は難しい。

国語の傾向

当校の問題文は毎年バラエティ豊かで短めだが、今年も詩、随筆、論説文、物語文と4つの読解問題を出題した。詩に関しては昨年は韻文+説明文が2つ出題されたが、今年は説明文無しの詩の独立問題だった。記述問題数は1つで昨年と同じだが、設問数は減少し(34→30)、特に選択肢が大きく数を減らした(17→9)。これに対して抜き出し問題(11→12)や知識問題(5→8)は逆に増加した。多くの設問を課すことで処理能力を試すのが当校の特長だが、今年は設問数をややおさえたのではないかと考える。

理科の傾向

大問1 は小問総合5問。若田光一さんの宇宙ステーションも出た。2 はばねについての計算問題。ばねを下からのおもりでつるすのでなく、ばねを上から押して縮めるのが中心の出題となっている。3 は昨年7月の皆既日食についての出題ですが、時事問題ではない。4 はアサガオのつくり、光合成について。5 は塩化水素と水酸化ナトリウムの中和反応についての計算問題。


社会の傾向

大問1 は地形図の問題。細かい地形図なので、読み取りに時間がかかるので後回しにした方が良い。地図記号は確実に覚えておかなければできない。実際の距離を計算させる問題があったが計算自体は簡単である。ただ単位のミスには要注意。2 3 は歴史分野。「五日市憲法」に最も関係深い図を選べ、様々な図版には慣れておくこと。犬山城と彦根城に関する設問があったが平易なものである。4 は公民分野。日本の裁判制度で正しいものをすべて選ぶ問題があった。すべて選ぶということは、すべて正しく知っていないと答えられないので、力を入れてやろう。オバマがノーベル平和賞を受賞した都市は?平和賞以外はスウェーデンのストックホルムだが、平和賞だけは、ノルウェーのオスロである。