学習院中等科の傾向分析

学習院中等科の学校情報

【住所】
〒171-0031 東京都豊島区目白1-5-1
TEL:03-3986-0221
URL:http://www.gakushuin.ac.jp/bjh/

【最寄駅】
山手線 目白駅 徒歩5分
東京メトロ副都心線 雑司ヶ谷駅 徒歩6分
都電荒川線 鬼子母神前駅 徒歩6分
都電荒川線 学習院下駅 徒歩6分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  偏差値60

学習院中等科の傾向分析


算数の傾向

大問1 は計算問題3問、一行問題1問。2 は円グラフの問題(簡単)。3 は4つの円のかたまりを円がくっついたままでころがり移動する。自分である程度きれいに図を書かないと円の中心の動いた線が分からない。4 は3つのつるかめ、(2)はいもづる算。5 は4けたの数から1つの数を消して101になる数について。6 は通過算。2つの列車の長さ、速さが比で与えられている。ちょっと解きづらい問題。1 2 以外は簡単には解けない問題ばかり。

国語の傾向

文学的文章×1と説明的文章×1の問題構成は昨年通り。記述問題が減少し(9→5)、選択肢問題が大幅に増加した(3→8)。当校は読解力を重視しているのか、今年は問題文の内容を直接問う設問が多く出題された(例:「この文章は何月に書かれたものですか」など)。簡単なものも多いので、ケアレスミスをしないで時間内に解答する手際の良さを身につける必要がある。記述問題数が減少した分、昨年に比べて易化したと考える。

理科の傾向

大問1 は小問総合(時事問題もあり)。2 はばね。水の浮力もからめた計算問題4問。3 は豆電球と電池の回路図4つ。豆電球4つ、電池2つの図4は難しい。4 は電熱線による発熱量について(6問中5問計算問題)。5 は燃焼の条件のどれを欠くかの消化方法。6 はデンプンとだ液の消化。ベネジクト液が出ている。7 は地震について。一般的な用語の知識問題。8 は若田光一さんの国際宇宙ステーションでの宇宙おもしろ実験。


社会の傾向

大問1 は地理分野。テーマは近畿地方。面積と人口の数字からそれがどの府県かを考える問題。47都道府県すべての数字を覚えるのは大変だが、ある程度覚えておくと消去法でできる。三重県の北部はなぜ昼間の人口よりも夜間の人口の方がずいぶん多いのか?これは、名古屋への通勤とすぐわかったと思う。「舟屋」とはどのようなものか?知っている受験生は少ないと思うので文字の感じで考えていくしかない。2 3 は歴史分野。戦争が続くと国民生活にはどのような影響があったのか50字前後で答えなさい。記述対策は、必要である。3 は公民分野。なぜ日本の企業は所有する船の船籍をパナマやシベリアにすることがあるのか?知識として知らなかった場合、どんなメリットがあるか、その場で考えなければならない。