鎌倉女学院中学校の傾向分析

鎌倉女学院中学校の学校情報

【住所】
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-10-4
TEL:0467-25-2100
URL:http://www.kamajo.ac.jp/

【最寄駅】
横須賀線 鎌倉駅 徒歩7分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  偏差値59

鎌倉女学院中学校の傾向分析


算数の傾向

大問1 は計算問題5問。2 は小問5問。(5)の半円が三角形の辺上をころがり移動するのは難しい。3 は小問4問。(2)の図2は円順列、(4)は折り紙をして切った後に開いた図形の形について。同じ小問でも3 は 2 より難しめとなっている。4 は整数をある規則に従って並べた数列(数列を積み上げた形でカモフラージュしている)。5 は赤ペンキ、白ペンキで正方形の板を塗っていく問題。板の枚数を数えさせる問題もある。前半で得点したい。後半は難しくなる。

国語の傾向

二つの読解問題の他に、漢字と知識の大問が一つずつ出題されるという問題構成は昨年と同じ。昨年、一昨年と「文学的文章+説明的文章」の組み合わせだったものが、今年は説明的文章2つとなったのが印象的だった。また、昨年まで3つあった記述問題が1つになり、代わりに抜き出し問題が大幅に増加した(3→6)。このため問題全体としては、かなり易化したと考える。来年は、今年の反動から昨年並みの記述問題数になることも考えて対策を練る必要があるかもしれない。

理科の傾向

大問4問で問題用紙B4サイズで6枚。1 はヒトの体や誕生について。受精から胎児の成長、出産まで。2 は冬の大六角形についての星座の問題。日周運動と年周運動についての計算問題もある。3 は水の三態変化について。氷を加熱して、水、水蒸気にするときの変化の様子について。アルコールランプについての出題が多い。4 はてことばねについて。太さの違うてこと2つのばねのつり合いについての計算問題。上皿てんびんの使い方を出題。


社会の傾向

大問1 2 3 4 のテーマはすべて砂糖。リサイクルに関する法律であやまっているものを選ぶ問題があった。容器包装リサイクル法や家電リサイクル法などの法律をまとめておこう。鹿児島県の県章は?47都道府県のうち入試に出るのは比較的わかりやすいものなので頭を働かすことが大切である。秋吉台にはどのような地形が広がっているか?地学用語もきちんと整理しておこう。カカオの輸入相手国3位の国は?選択肢は比較的わかりやすいものだった。自由に競争する企業活動ではつくられにくいものは?ア、ゴルフ場。 イ、ホテル。ウ、公園。エ、遊園地。公園と遊園地のちがいがよくわからない受験生もいたのではないか。直接税と間接税の所得による負担のちがいについての問題があった。公民分野の基本と言えるので整理しておこう。